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にんじんしりしりとは?沖縄では一家に一台しりしり器!【レシピあり】

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こんにちは、石垣島移住して5年目のもずくです!

今回は沖縄の家庭料理「にんじんしりしり」のご紹介です!

わたしはにんじんしりしりという料理、数年前に沖縄旅行するまで知りませんでした(笑)

沖縄

にんじん″しりしり″というのは、沖縄で”千切り”の意味であり、またにんじんを”する”時の音なんです^^

どんな音なのか、わかりやすく”しりしり”する動画もご紹介します。

そしてにんじんしりしりを作る為に、沖縄の家庭には″しりしり器″があります!

普通のスライサーと一緒じゃないの?って思ってましたが、

スライサーとしりしり器では、野菜の切り口が変わるので、食感や口当たりも変わってくるんです!

しりしり器

そしてこのしりしり器は、にんじんしりしり以外にも、パパイヤや大根のつまにも使います^^

野菜や用途によって、サイズも色々あって使い分けるんです!

そんなしりしり器のご紹介と、

石垣島の島人(しまんちゅ)に教わった、にんじんしりしりのレシピをご紹介します♪

目次

「にんじんしりしり」とは?

にんじんしりしりとは、沖縄の代表的な家庭料理です。

基本のにんじんしりは、にんじんと卵を使った料理ですが、家庭やお店によっては、ツナ、ニラなど、具材も異なります。

″しりしり″とは、千切りのこと。そしてにんじんを”する”時の音

しりしり“という言葉の意味は、沖縄の方言で”千切り“のことをさします。

またにんじんを”する”時の音から由来しています。

実際ににんじんをしりしりする動画(笑)

こちらが実際に、にんじんをしりしりした時の動画です^^

しりしり”という音、わかりましたでしょうか?(笑)

しりしりしてにんじんが小さくなったら、すべって指をすっては危険なので(笑)、包丁で細切りにしましょう。

沖縄の家庭には″しりしり器″がある

動画でも出てきましたが、にんじんしりしりは “しりしり器“というスライサーのような道具でにんじんをすります。

スライサーと似ていますが、スライサーより粗く削れます。

また丸い切り口になっているため、野菜が角ばった食感がなく、味も染み込みやすくなります

持ち手の部分が木で出来たものから、プラスチックの物など色々あります。

石垣島や沖縄は湿度が高いので、木はカビが生えやすい為、我が家ではプラスチックのタイプを使用しています。

しりしり器は、用途に応じてサイズも色々ある!

3種類のサイズの、しりしり器

こちらが我が家にある3つのしりしり器です。全て穴のサイズが違います

今回はこの3つのサイズをどのように使い分けてるかご紹介します^^

穴が小さいタイプ(Sサイズ)

大根をしりしりして、”つま”にします。

その大根を実際に刺身に添えて、提供する居酒屋さんもあるんですよ~^^

穴の大きさが中くらいのタイプ(Mサイズ)

我が家では、このサイズをにんじんしりしりに使用しています。

もちろんSサイズ、Mサイズでもにんじんしりしりにする所もありますし、正直その辺は食感の好みの違いになると思います(笑)

穴が大きいタイプ(Lサイズ)

パパイヤしりしりにして、パパイヤチャンプルーなど料理に使用します。

内地ではパパイヤといえばオレンジ色の甘いフルーツパパイヤしか見かけませんが、

沖縄では熟す前の青パパイヤを使用して、料理として食べる文化があります。

初めて青パパイヤを使った料理を見た時は、大根だと思いました(笑)

にんじんしりしりのレシピご紹介

にんじんしりしり

それでは、わたしが石垣島の島人(しまんちゅ)に実際教わったにんじんしりしりのレシピをご紹介します!

材料

  • にんじん   3本
  • 卵      2個
  • 塩      ひとつまみ
  • ほんだし   大さじ1
  • 醤油     小さじ2

作り方

①にんじんはヘタを切り落とし、皮を剥きます。しりしり器ですり、にんじんが小さくなったら包丁で細切りにします。

②フライパンにサラダ油大さじ1(分量外)を入れ中火で熱します。①を入れて、軽く炒めます。油が全体に回ったら塩を加えてよく混ぜます。

③水大さじ1(分量外)を加え、フタをして3分程蒸し焼きにします。

④にんじんがしんなりしたら、ほんだしと醤油を加えて混ぜ合わせ、卵を溶きほぐして回し入れます。30秒程フタをして、卵が少し固まったら全体を混ぜ合わせて完成です。

まとめ

にんじんしりしりは沖縄の代表的な家庭料理です。

しりしり“とは沖縄の方言で千切りのことをさします。またにんじんを”する”時の音から由来しています。

にんじんしりしりを作る時に欠かせないしりしり器は、沖縄の各家庭にあり、穴のサイズが色々あるため用途によって使い分けられています。

スライサーと似ていますが、しりしり器を使ったほうが野菜の角がなく食感も変わり、味が染み込みやすくなります。

我が家の基準は、穴の小さいタイプ(Sサイズ)は、大根のつまを作る時に使用します。

穴の大きさが中くらいのタイプ(Mサイズ)は、にんじんしりしりに使います。

穴の大きいタイプは、パパイヤをしりしりにして、パパイヤチャンプルーを作る時に使います。

にんじんしりしりは、にんじんと卵で作る、材料がとってもシンプルな料理です。

家庭やお店によっては、ツナやニラを入れたりもします。

ご飯のおかずに、おつまみに、お弁当のおかずにと幅広く使えるにんじんしりしり、みなさんも是非作ってみてください^^

その際にはぜひ「しりしり器」を使って、本場沖縄の味を体験してみましょう♪

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

参照

調理師が「にんじんしりしり器」を徹底検証!おすすめ商品もご紹介

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この記事を書いた人

石垣島の島人(しまんちゅ)パティシエです。
出身は海無し県、山に囲まれて育ちました。
上京して、横浜・東京でパティシエ修業したけど、ちょっと疲れたな~と人生の休憩タイムのつもりで(笑)リゾートバイトで石垣島へ。しかし石垣島に惚れ込みそのまま移住しちゃいました!移住生活5年目!
パティシエ歴12年!調理師免許もってます。
地元の「岡谷酸素」さんのフリーペーパー「ホット情報」内のレシピコーナー担当しています。

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