今回の記事では、わたしが移住してから6年ちょっとで実際に経験した石垣島の台風について書きました!
もちろん本土でも台風はきますが、石垣島はまたちょっと変わった台風の文化があるんですね。
わたしは海無し県出身で、台風が全く来ないという場所で育ちました。
その後は神奈川、東京で7年暮らしてたんですが、台風の影響を受けるという経験がそんなに無かったんですね。
周りにも、
石垣島に移住したよ!
そっち台風大丈夫~?
って言われます。
やっぱりみんな、沖縄や石垣島は台風が凄いというイメージがあるみたいですね。
わたしが石垣島で実際に行った台風対策や、気を付けた方がいいことをご紹介していきます!
石垣島で台風を迎える際、台風の前後数日は物資が届かなくなるので
必ず先手を打って食料を確保しておく、というのが重要なのと、
石垣島の人にとって「台風=飲み会」なんです(笑)
それでは、詳しく解説していきます^^
しまんちゅの、台風への意識
石垣島では、台風とは切っても切れない関係にあります。
台風が与える影響は、石垣島の人々にとても大きいんです。
その為、日頃からしまんちゅの台風へのアンテナは凄いです。
まだ台風になる前の熱帯低気圧の段階で、
熱低(熱帯低気圧のこと)
出来てるな~
って会話してますから。
なんなら熱帯低気圧出来る前に、
熱低のたまごあるなぁ~
台風になるかなぁ~~
って言ってます。ほんとに天気や台風に関して敏感なんです。
やはり、周りが海に囲まれた離島ならではの事情ですね。
みんな持ってるアプリ「Windy」
しまんちゅの天気&台風情報は、天気予報はもちろんのこと、
「Windy」というアプリを使って確認しています。
「Windy」はヨーロッパの代表的な気象予測モデル「ECMWF」と、アメリカの気象予測モデル「GFS」から天気予報を行っています。
どちらも世界的に当たるといわれている天気予報で、日本だけでなく全世界から信頼をされている気象予測モデルなのです。
Windyでは9日先の予報まで見る事が出来ます。
各地の風速が数字で見れたり、色によって視覚的に分かりやすくチェック出来ます。
わたしも台風が発生すると、1日に何回もWindyをチェックしてます(笑)
いつ石垣島に接近するのか、
何日までに台風対策すればいいのか、などスケジュールがたてやすくなります。
石垣島の「台風対策」
石垣島にきてから「台風対策」という言葉も知りました。
今までの人生で、「台風がくるから備える」っていう必要がなかったんです。
【対策1】 雨戸ある?ない?無い場合は防風ネット設置、テープを窓に貼る
わたしが一番最初に島で住んだマンションは、雨戸がありませんでした。
雨戸が無い賃貸って、意外と多いんですが、これを当時の職場の先輩に話したら
石垣島で雨戸が無いなんて…
シネって言われてるようなもんだよww
って言われました(笑)
えええ~w
じゃあどうしたらいいのw
雨戸が無い場合はどうしたらいいのか、その場合は防風ネットを設置します。
こちらが防風ネットです。
雨戸が無い窓に、強風で植木鉢などが飛んできたら……想像しただけで恐ろしいですよね((((;゜Д゜)))
雨戸が無い賃貸でも、防風ネットが取り付けられるようなフックが付いてたりします。
ベランダにこの防風ネットを設置出来れば、ひとまず安心出来ますね。
防風ネットは、石垣島のホームセンター「メイクマン」で売っています。
ネットでも購入可能です。
こちらは1m×5mのサイズ
ベランダ取り付けに丁度良いサイズです。
こちらは2m×6mの大きいサイズ
↓こんな感じで使用できます。
ちなみに防風ネットを取り付けるフックがベランダに無い場合もあります(笑)
わたしが以前住んでた賃貸で、そういうお家もありました。
その場合は、窓に養生テープを貼ります。
養生テープを貼るのは、「物が飛んでくるのを防ぐというより」、
「飛んできてしまって窓が割れても、被害を最小限に抑える為」、という感じです。
また養生テープを貼る事で、ガラスの強度も上がるんだとか。
ちなみにガムテープだとガラスに跡が付いてしまうので、養生テープが最適です。
透明色が目立たないのでオススメですよ!
テープを貼ったら、窓の隙間から水が入ってこないように、紙や新聞紙を張り付けます。
最後にカーテンを閉めて、完了です!
ちなみに台風直前には、お店からテープが無くなります。
みんな台風対策のために買っていくのです。
この時わたしもどこのお店に行っても売っていなくて、知り合いが養生テープを分けてくれました。
テープは日頃から家に常備しておくといいです。
【対策2】 食料や生活用品の確保
台風が近づいてくると、海が荒れてきて物資を届けてくれる船が来なくなります。
台風の最中は停電や、水道が止まる可能性もあるので、
島人は食料品や生活用品を買溜めします。
特にインスタントラーメン・レトルト食品はみんな台風前にたくさん買うので、早めに買い物に行くのをオススメします。
こちらは先月の台風前にスーパーに買い物に行った時の様子。インスタントコーナーにほとんど商品がありません……(笑)
真ん中にちょこっと残っていた商品も翌日には無くなり、スッカラカンになっていたそうです。
スーパーから物が無くなると、
「あ、台風来るんだな……」と実感します(笑)
あとは賞味期限の短い豆腐、納豆、ヨーグルトなども、船が止まるので島に入ってこなくなります。
【対策3】 家の外の物は屋内へ、自転車も屋内へしまうか固定する
外に置いてある植木鉢や物干し竿は、強風で飛ばされる可能性があるので、
台風が来る前に屋内へしまっておきます。
自転車も屋内へしまうか、
外でもあまり風の当たらなそうな場所へ置いて固定するのが無難です。
マンションだったら、建物の階段下の隙間へ入れるか、ロープで固定するなどの対策が必要です。
【対策4】 懐中電灯の用意、スマホ充電
台風の時は停電になることも多いので、必ず懐中電灯の準備が必要です。
わたしは実際に数年前の台風で停電になり、懐中電灯ぶら下げながらシャワーしたこともあります(笑)
スマホもフル充電しておき、モバイルバッテリーがあったら尚良しです。
この前の台風前にドンキに行ったとき、知り合いがモバイルバッテリーを購入していました(笑)
【対策5】 車のガソリンは満タンに
これも以前の台風で知り合いに教わったんですが、台風前に車のガソリンを満タンにしておいた方がいいそうです。
その理由は、本当に強い台風が来た時は車も飛ばされてしまうため、少しでも重くしておいた方がいいそうなんです。
台風がやってきた時はお店はどこもやっていない、タクシーもいない
台風がやってきて天気が荒れると、スーパーやコンビニなどは全て閉まります。お店はどこもやっていません。
やっているのは、観光客が飛行機が飛ばなくて帰れなくなり泊まるホテルくらいです。
本当に雨風が強くなってくる時には、タクシーも走らなくなります。
タクシー会社に電話をしても繋がりません。
必要な物は事前に準備をして、交通手段も考えておかないといけません。
出かけてしまうと、嵐の中帰れなくなってしまいます。
島人にとって「台風=飲み会」
これがわたしが石垣島にきて一番驚いた台風事情ですね(笑)
台風がやってきて暴風警報が出ると、島人の多くが仕事が休みになります。
そうなるとみんな飲み会です(笑)
どこにも出かけられませんからね(笑)
安全な家でお酒を持ち寄り、飲み会が始まります。
食料同様、お酒や氷、おつまみの確保も島人にとっては必須です(笑)
わたしも以前台風が来た時には昼も夜も関係なく嵐の中みんなで飲み明かす、という経験をしました(笑)
台風くるからな~!
飲むぞ!!
他にも、石垣島に来てから知った意外なこと、困ったこと
石垣島に移住して、他にも驚いたことがたくさんあります!
別記事で詳しくご紹介してるので、ぜひご覧ください^^
まとめ
石垣島の台風事情いかがでしたか?
一般的な台風対策から、離島ならではの独特の文化まで、台風が近づくと準備するものもたくさんあります。
石垣島で台風を迎える際は・・・台風が来る前からWindyをダウンロードしておき、家には懐中電灯、養生テープを常備。(雨戸無い場合は)
台風前には食料の確保と、ベランダなど外の片付けを忘れずに。
自転車は屋内に移動するか、ロープで安全な場所にくくりつけましょう。
暴風警報が出ると仕事が休みになって飲み会が始まるかもしれません。
飲み仲間を見つけてお酒とおつまみを準備しておきましょう^^
石垣島にリゾートバイトで、数か月お試しで移住するのはいかがですか?
寮費・水道光熱費無料・食事付のリゾートバイト!それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!
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