石垣島移住して6年、パティシエ歴12年のもずくです。
今回の記事では、映画「Dr.コトー診療所」のロケ地としても話題沸騰中の”与那国島”についてご紹介します！
与那国島は沖縄県の離島で、日本最西端の島です。
沖縄県の数ある離島の中でも珍しく、外洋に囲まれたダイナミックな景観が魅力的なんです。
石垣島にきた観光客の方からよく聞かれる質問で、
八重山諸島でどこの離島が好き？
もずく与那国島が一番好きです！！
と答えるくらい、与那国島が好きです^^
しかしガイドブックでは、与那国島のことはちょこっとしか紹介されていません。
以前わたしが買ったものでは、与那国島の紹介ページが見開きでたったの2ページ。
もずくこれじゃあ与那国島の魅力が
伝わらないよ！(泣)
ということで、与那国島の魅力について語ります！(笑)
今回の記事では、
- 与那国島の島の特徴や、おすすめ理由！
- 与那国島へ行く方法
- 旅行の必要日数
- 島内観光の交通手段
- 与那国島のおすすめ観光スポット
- 与那国島へ行くときの注意点
について、わたしの実際にいった感想も交えてご紹介します！
与那国島ってどんな島？特徴や魅力を紹介！
「Dr.コトー診療所」の舞台”志木那島”は、沖縄県の与那国島！
連続テレビドラマや、2022年には映画にもなった「Dr.コトー診療所」
その舞台である志木那島、ロケ地は沖縄県の与那国島です！
与那国島は、日本最西端の島
与那国島は日本最西端の島で、台湾までわずか111kmの国境の島です。
年に数回、島から西側の海の向こうに台湾が見えることがあります。
ちなみに、日本の最西端など日本の”はじっこの島”の中で、与那国島だけが唯一の有人島。正真正銘の国境の島なんです！
与那国島は石垣島を含む八重山諸島の一つです。
与那国島から石垣島までの距離は127㎞なので、
なんと与那国島から石垣島よりも、台湾の方が近いんです(笑)
外洋に囲まれたダイナミックな景色広がる島
沖縄の離島では珍しく、与那国島はリーフ（サンゴ礁）がほとんど無く
外洋に囲まれた島です。
そのため、常に荒波と隣り合わせなので、断崖絶壁などダイナミックな景色が広がる島なんです。
もずくこの景色は、他の沖縄離島では味わうことができません！
絶海の孤島！ ”離島”感が味わえる
わたしもずくは石垣島在住ですが、
正直石垣島に住んでいるとたまに離島にいるのを忘れます。
もずく石垣島って、市街地は普通に都会だもの(笑)
石垣島は意外と面積が広かったり、市内は普通に”街”だし、
海の向こうに八重山諸島の各島々が見えます。
しかし与那国島はすぐ近くに他の離島がないため、
絶海の孤島、本当に離島にいるんだなー！と感じられます^^
ヨナグニウマが放牧されている
南牧場線など
ヨナグニウマが道路に普通にいるんです(笑)
この光景が見れるのも与那国島だけです。
車で通行したくても、ヨナグニウマが横断していたら通り過ぎるのを待ってあげます(笑)
もずく初めて道路でヨナグニウマが
横断してるのを見た時は
まじでビックリしました！(笑)
とってものどかな光景です。
ちなみに、与那国島の道路にはテキサスゲートという
道路に溝があり、ヨナグニウマはこれを渡ることができません。
なので集落内にはヨナグニウマが入ってこれないようになっています。
与那国島への行き方は、飛行機かフェリーで
与那国島へ行くには、飛行機かフェリーでの二択です。
飛行機は、那覇か石垣島から
与那国島へ飛行機で行く場合は、那覇か石垣島から出発になります。
航空会社はRAC（琉球エアコミューター）
JAL（日本航空）から予約ができます。
那覇→与那国 1日2便
与那国→那覇 1日1便
石垣→与那国 1日3便
与那国→石垣 1日4便
※2023年3月現在情報。季節によって便数は変動します
もずく与那国島へ行く飛行機は、
写真の小型プロペラ機なんです！
航空券チケット検索には、NAVITIME Travel がおすすめです。
他の航空券一括検索サイトなどでは、与那国への乗り継ぎ便が検索できませんが、
NAVITIME Travelでは、乗り継ぎ便への検索も対応しています！
フェリーは片道4時間、週2の運航
与那国島へはフェリーよなくにで行くこともできます。
片道4時間、週2回の運航のみです。
石垣島→与那国島 火・金曜 10：00発
与那国島→石垣島 水・土曜 10：00発
石垣島は、石垣港離島ターミナルからの出発です。
石垣港離島ターミナルについては過去記事でも紹介しています。
与那国島では、久部良港に発着します。
フェリーよなくにの料金は、大人3550円、小人1780円です。
わたしは一度だけフェリーよなくにに乗ったことがあります。
フェリーは時間がかかり、乗れる日も限られますが、
フェリーよなくにの中には雑魚寝できるスペースなどもあり、
休みながら、たまに海を眺めながらの船旅も楽しかったですよ！
※わたしが乗った日はベタ凪で船が全然揺れませんでしたが、
フェリーよなくにはめちゃくちゃ揺れることでも有名です(笑)
フェリーに乗るときは、必ず事前に酔い止めを飲みましょう！
与那国島へ旅行の日数は？
与那国島への旅行に必要な日数は、最低でも2～3日。
石垣島から行ける離島では、日帰りで行ける島もありますが、
与那国島は行くのにも時間がかかるため、泊まりで行きましょう。
日本最西端の夕日や、居酒屋で食事したり、星空を眺めたり、
宿泊してゆっくりと島時間を過ごすのがおすすめです。
もずくわたしが石垣島から行くとき
2泊3日で行きます！
与那国の島内観光は、レンタカーかレンタルバイクがおすすめ
与那国島の島内交通は、レンタカー・レンタルバイク・レンタサイクル・タクシー・バスがあります。
与那国島は起伏が多く、山道もあるので、レンタサイクルや徒歩はあまりおすすめしません。
レンタカーか、レンタルバイクが無難です。
レンタカー・レンタルバイクは、数に限りがあるので、
必ず現地に行く前に予約をしておきましょう。
体力に自信があり、コトー先生の気分を味わいたい人には、
電動自転車がオススメです。
もずくわたしのおすすめは
晴れていればレンタルバイク！
断崖絶壁から見える海は本当に絶景。
楽ちんでありながら、
コトー先生の自転車気分も味わえます(笑)
テキサスゲートに注意
バイクでテキサスゲートを通過する際は、
スピードを落とさずに一気に通り抜けましょう。
もずく初めて原付でテキサスゲートを通るとき
ビビリすぎて徐行したら、
コケそうになりました(笑)
与那国島のオススメ観光スポット
ここからは、わたしが実際に行ってよかった与那国島の観光スポットをご紹介します！
もずくおすすめ観光スポットは
後日、別記事でも
更に詳しく解説します！
西崎
島の西側につき出た岬が、西崎（いりざき）です。
西崎には灯台、展望台の東屋（あずまや）、日本最西端の碑があります。
西崎から見える夕日は、まさに日本で一番最後に見える夕日です。
日本最西端の碑
与那国島へ訪れたら、絶対に写真を撮るべきスポットです！
与那国島を訪れた記念として、与那国島観光協会が「日本最西端の証（あかし）」を発行しています。
島内の店舗で購入できます（500円）
・与那国空港内売店
・漁協売店
・米浜レンタカー
・西泊もち
・ひだまり工房
・民宿もすら
・生活雑貨の店ふく
・オネマヒナ・与那国町観光協会事務所 お名前印字サービスあり（他で購入した物も持ち込みOK）
日本最後の夕日が見える丘
日本最後の夕日が見れるのは西崎ですが、
その西崎と夕日がセットで見れるのが、日本最後の夕日が見える丘。
久部良港の北側にあります。
本当の”日本最後の夕日”が見られるのは、西崎なんですが(笑)
ここからは、その西崎と夕日をセットで見ることができます。
石碑もあるので、記念の撮影ができます^^
東崎
島の東側の岬が東崎（あがりざき）です。
海面から約100mの断崖絶壁の上にある岬。
灯台、展望台があり、
この周辺一帯には、ヨナグニウマや牛が放牧されています。
灯台に向かって左側には、急坂のアリシ、ウブドゥマイ浜が見えます。
東崎は、与那国島を象徴するダイナミックな景色です。
天気がいい日には、西表島が望めます。
もずくわたしはこの東崎周辺の景色が
とっても好きなんです！！！
立神岩
島の南東部にある、海中からそびえたつ約30mの立神岩。
その昔、海鳥の卵を取りに立神岩に上った若者が下りられなくなってしまい、
神に祈りながら眠りにつき、目が覚めたら無事に戻れていたという伝説があります。
立神岩が見れる展望台は、付近に2つあります。
①サンニヌ台の駐車場から約600mほど西に行ったところにある古い展望台
②古い展望台からさらに500m程西に最近できた展望台
軍艦岩
軍艦のようなフォルムが印象的な巨岩。
軍艦岩に打ち寄せる波が、しぶきを上げるダイナミックな景観が望めます。
Dr.コトー診療所
ドラマ＆映画「Dr.コトー診療所」に出てくる志木那島診療所。
撮影のために作られた建物です。
見学料300円で、診療所内も見学できます。
診療所の目の前に広がる比川浜も、
ドラマで何度も登場した海岸です。
六畳ビーチ
その名の通り、満潮時には砂浜が六畳分の広さになるビーチ。
約30mの崖から見る、透き通った海は絶景です。
崖をおりることもできますが、とても危険なので自己責任。
もし降りるときは、軍手や靴が必須です。
リーフ部分が狭く、すぐそこが外洋なので、満潮時には波が打ち付けます。
六畳ビーチはわかりづらい場所にあり、
ガイドブックに載っていないので、看板などもありません。
南牧場線
コトー先生がドラマのオープニングで、自転車に乗っていた南牧場線。
テキサスゲートで集落と区切られていて、この区間はヨナグニウマや牛が放牧されています。
馬や牛と遭遇したら、道路は譲り、通りすぎるのを待ってから通行しましょう。
南牧場線では、道路から海側へはいっていくと、こんな断崖絶壁を望めます！
久部良ばり
久部良の海岸にある、巨大な岩の割れ目。
かつて人頭税に悩まされていた与那国では、
人減らしのために、妊婦にこの割れ目を飛び越えさせたという悲しい歴史が残る場所です。
クブラフリシ
久部良バリに海側に、波に浸食された岩々が連なる場所。
どこまでも続く岩々の迫力は圧巻です！
ティンダバナ（ティンダハナタ）
サンゴ礁が隆起してできた、標高85mの天然の展望台。
祖納集落に突如あらわれる、ひときわ目立つ岩山”ティンダバナ”
断崖絶壁の岩々の間にある遊歩道をいくと、
海と祖納集落が一望できる展望台が！
ティンダバナもDr.コトー診療所のロケ地です。
ダンヌ浜
ダンヌ浜にある公衆トイレにある、丸い開口部から見える海が、
隠れたフォトスポットになっています。
ナーマ浜
与那国で一番西にあるビーチ、すなわち日本最西端のビーチです。
久部良湾内にあり、とても穏やか。のんびりするのに最適です。
ナーマ浜のすぐ目の前には西崎が見えます。
2023年の八重山諸島の海開きの会場でもあります。
これ以外の観光スポットは、別記事でさらに詳しくご紹介しています！
与那国島へ行くときの注意点
宿は必ず事前に予約をする
Dr.コトー診療所の映画公開の影響もあり、与那国島への旅行客は増えています。
しかし島の宿の数は限られているので、事前に予約しておかないと宿泊難民になってしまいます。
宿の予約をせずに与那国島へ行き、飛び込みで宿に泊まろうとする人がいるそうなんですが、
宿泊難民になってしまう人が増えているとニュースになっていました。
冬場でもダイビング客のツアー団体も多いため、必ず先に宿を確保しましょう。
食事処も事前に営業してるか確認を
ガイドブックやネットでは、調べたら飲食店がいくつか出てきますが、
コロナの影響もあり、不定休や、休業になってたという話も珍しくありません。
行きたいところが見つかったら、必ず事前に営業しているか確認しましょう。
与那国島にはコンビニは無く、商店のみです。
お弁当なども販売してますが、数に限りがあります。
旅行客だけでなく、もちろん島民も利用するので、食料の確保は要注意です。
与那国の別名は「どなん」＝渡難←渡るのが難しい！
与那国島は、別名「どなん」とも言われます。
「どなん」とは、漢字で「渡難」
その字の通り、渡るのが難しい！
台風や雨季はとくに、天候の影響でフェリーも飛行機も、欠航になることは珍しくありません。
もずく石垣島の人は、
与那国島のことを「外国」って言うんですよw
最後に
実はわたし、初めて与那国島に行ったときは、Dr.コトー診療所を見たことがありませんでした(笑)
それでも島の景色や独特の雰囲気がとても気に入って、めちゃくちゃ楽しめました！
そして来島より後に「Dr.コトー診療所」をみたときは、
「あ！ここ六畳ビーチじゃん！」みたいな感じで、楽しめました^^
なにが言いたいかというと(笑)
与那国島は、Dr.コトー診療所ファンにとってたまらないロケ地ですが、
見てない人にとっても十分楽しめる、魅力たっぷりの島なんです！！！
もずくみなさんもぜひ与那国島へ
行ってみてください！！
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