島人(しまんちゅ)パティシエの”もずく”です!
ブログ運営者の”もずく”です!
わたしは海無し県で生まれて、6年前、28歳の時に石垣島へ移住してきました。
現在33歳。石垣島に移住して今年で7年目になります。
仕事は現役のパティシエです。
調理師専門学校を卒業してから、その後パティシエに転身。
現在パティシエ12年目です。
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海無し県生まれ
私”もずく”は、6年前に東京から石垣島へ移住してきました。
海無し県で生まれ育ったので、昔から海へ対する憧れがとっても強かったんです。
高校卒業と共に、進学のため地元を離れました。
ここでもまた、行った先は海無し県でした(笑)
調理師学校へ進学→パティシエに!
なぜ調理師学校?
わたしは中学生の頃からパティシエになりたいと夢見ていたんですが、
高校生の時にファミレスでバイトしたことをきっかけに、料理も楽しいなと思い始めました。
専門学校の体験入学も、調理師学校と製菓学校の両方を見学してギリギリまで迷ったんですが、
調理師学校の先生に、
調理師学校なら、
料理もお菓子も、どっちも学べるよ!
と誘われて、調理師学校への進学を決めました。
やっぱりパティシエに転職
調理師学校を卒業して、最初は料理の道に進みましたが、
就職先で新メニューの考案を任された時に、デザートメニューばっかり考えてる自分に
あれ…?
やっぱりわたしパティシエになりたいかも
と思い始め、パティシエに転身するべく転職しました。
横浜のホテルに転職して、わたしのパティシエ人生が始まったのです。
自分が永住する街が想像つかず…
専門学校時代、神奈川、東京と、引っ越しを何度か繰り返して色んな街を見てきました。
旅行も好きだったので、いくつかの観光地も行ってみましたが、
その時はステキな街だなー!と思っても、
「自分がこの街にずっと住みたい」と思える場所には出会えませんでした。
「わたしは将来どこで生きていくんだろう…?」と漠然とした不安を抱えていた時期もありました。
東京の有名ケーキ屋さんで修業
横浜のホテルで数年勤めた後、
自分のステップアップの為に、
有名なケーキ屋さんで修行したい…!
と思い始めた20代半ば。
いくつか面接に足を運び、東京の有名ケーキ屋さんに就職する事ができました。
有名店はやっぱりツラかった(笑)
ある程度は覚悟していましたが、やっぱり有名店での修行はとても忙しく…
朝7時半から終電まで…で終わればいいけど、
本当に忙しい時は明け方まで仕込みをするという時もありました。
終電がなくなった後は、タクシーで帰宅したり、
タクシー代もなかなか高かったので、
満喫で寝泊まりする時もしょっちゅうありました。
自分で修業の道を選んだのに、
しんどい…
もうどこかに行っちゃいたい…
どこか遠い離島にでも行きたいよ…
と思い始めちゃいます。
リゾートバイトをしていた妹が羨ましかった
そんな中、当時もずくの妹がリゾートバイトで日本全国を転々としていました。
温泉街、遊園地、山など、数か月の仕事をしながら色んな土地へ行ってる妹がとても羨ましく感じていたんです。
でも自分はパティシエとして、首都圏で修業しているから…そんな風に自分を言い聞かせていましたが、
有名店での過酷なクリスマスを終える頃には、
わたしも妹のように
リゾートバイトで働こう…!
と決意するのです。
パティシエとして働く事に疲れてしまったわたしもずく。
パティシエとしての休憩時間のつもりで、3ヶ月限定でリゾートバイトをする事に決めました。
色々な選択肢の中から石垣島を選ぶ
沖縄の雰囲気に憧れがあった
いざリゾートバイトをしよう!と決意した後には、どこへ行くかで悩みました。
遠い場所、離島、といっても色々あるし…
そんな中で、そういえば自分は沖縄の独特の雰囲気が好きだなぁ、
とか、
南国の暖かい場所に行きたいなぁ、と考えます。
石垣島を選んだ理由
沖縄本島には一度だけ行った事があったので、どうせならまだ行ったことの無い離島へ行こうと思いました。
いくつかの島で悩む中、石垣島を選んだ理由は、
- 海が綺麗そう
- なんとなく名前有名(笑)
- 船で簡単に近くの島々に行けるらしい
- 意外とお店があるらしい
こんなイメージとネットサーフィンの結果で、石垣島に行くことを決定しました。
「3ヶ月限定」で、東京に戻るつもりだった
島ライフが楽しくて、1ヶ月延長する(笑)
リゾートバイトの派遣として雇用して頂いたわたしは、当初の予定では3ヶ月限定の契約でした。
しかし石垣島を知れば知るほどどっぷり惚れ込んでしまい、
3ヶ月じゃ足りない!
もう1ヶ月延長させてください!
と延長しました(笑)
石垣島の魅力
パティシエとしても新たな発見
それまで横浜&東京でパティシエ修業していた自分でも、石垣島での仕事で新たな発見がありました。
それまでは、例えばフルーツのムースを作るという時、業者さんからフルーツのピューレを取って作っていました。
ですが派遣先では、石垣島の島食材にこだわっていて、
パイナップルをミキサーで攪拌してピューレにする、といった作業の末にムースを作る、という感じでした。
他にも今まで扱った事のない南国フルーツをたくさん使い、
東京では経験できなかったことも学べて自分の勉強にもなりました。
人との繋がりが財産
横浜&東京という大都会からきたわたしにとって、石垣島の人との距離感がとても新鮮でした。
石垣島にきてから散財し過ぎてお金がなくなったわたしに、会社の人達がご飯をもたせてくれたり…泣
人との繋がりの末に、ダーツバーでかけもちのバイトをする事も出来ました。
そこで出会った人達にも、本当にお世話になりました。
何より海が綺麗!自然が最高!
海無し県で育ち、湘南、東京湾を見てきたわたしにとって、石垣島の海は本当に綺麗過ぎました。
そして、市街地は意外と都会でお店もたくさんあるのに、ちょっと行けばサトウキビ畑が広がり、仕事終わりでもすぐに自然の景色を見に行けます。
東京で「空が狭い…」と毎日感じていたわたしには、本当に幸せだったんです。
移住を決意する
リゾートバイトの契約期間を終えたら、また東京に戻りパティシエ修業を続けるつもりでいましたが、
石垣島が、自分が永住したい街だ!と気づき、移住を決意します。
3ヶ月+延長1ヶ月の契約期間を終えた後、一旦東京に戻り荷物をまとめて、完全に石垣島へ移住しました。
現在のもずく
移住当初は寮付の会社に勤め、社員寮で暮らしてきましたが、
今は島人の”あぐーさん”と2021年に結婚して社宅を出ました。
2022年には息子も出産して、現在3人で暮らしています。
石垣島にリゾートバイトすることを選択して、移住したことが、
人生の大きなターニングポイントとなりました。
わたしが石垣島に移住して思った事、
移住する時に役立った事、困った事、
石垣島の習慣、植物、食べ物や、
パティシエとして島食材を使ったレシピをこれから投稿していきたいと思います!